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ことこ

気の強いミニパソコン

ことこ

日比谷の小さな連れ合い

ミニチュア保護的コミカル

すももと同じくらい小さいながらも、はるかに気が短い性格を持つことこは、秀樹の暮らすアパートの大家・日比谷ちとせを、大家を脅かしうる存在に対する闘志と本能的な警戒心をもって見守っている。すももとの避けられない口論のたびにしばしば笑いを誘うこの荒っぽい気質は、実のところ、そのライバルの小さなパソコンに劣らぬ深い忠誠心を、ただより率直で妥協のない形で表現しているに過ぎない。二体のミニパソコンの間で繰り広げられる舌戦は、シリーズの中でも特に軽やかで愛される場面の一つであり、ちぃをめぐる謎が深まるにつれて増していく本筋の重さに、歓迎すべき対比をもたらしている。コミカルな役どころを超えて、ことこは日比谷にとっても貴重な情報源であり支えでもあり、彼女の主人の過去、ひいてはちょびっツの伝説そのものに関わる一部の秘密をひそかに共有している。この小さくも欠かせない相談相手という立場が、ことこを単なる笑いの要素以上の存在にしている。彼女はその控えめながらも意志の強いやり方で、シリーズ全体を構成する謎の少しずつの解明に関わっていきながらも、最後まで、彼女をひと目でそれとわかるいとおしい存在にしているこの気の強い性格を保ち続ける。