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17. ちぃ、たすける
この話ではちぃが積極的に人を助ける役割を演じる。難しい状況にある秀樹――あるいは周囲の誰か――に手を差し伸べ、助力を与えるのだ。シリーズの世界でパソコンに伝統的に割り当てられてきた役割の定義そのものの中心にあるこの「助ける」というモチーフは、ここで特別な意味を帯びる。ちぃが差し伸べる助けは、単にプログラムされた任務の遂行によるものではなく、真の共感的な主体性から発しているように見え、彼女の情緒的・道徳的な自律性という問いをさらに強めている。この話はまた、シリーズを通じてちぃが培ってきた能力――観察力、周囲の人々の習慣を記憶する力、他者の必要への感受性――を際立たせる機会にもなっており、それらが積み重なることで、第1話の受動的で記憶を持たない存在からは程遠い、ますます有能で自己を確立した人物像が描き出されていく。秀樹にとって、ちぃがこうして自ら人を助けようと動くのを見ることは、彼女が単なる高性能な機械以上の存在であるという確信をいっそう深めるが、それでも彼女の出自を包む、より大きな謎が晴れることはない。この話はこうしてキャラクターの成長の論理的な延長線上に位置づけられながら、視聴者の彼女への愛着を強める心温まる場面の数々も添えている。
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