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21. ちぃ、こたえる
前話のタイトルに直接呼応するこの話では、ちぃが答えを返す――投げかけられた問い、宙に浮いた状況、あるいはシリーズが第1話から育ててきた彼女自身についてのより根本的な問いへの答えかもしれない。画面上で明かされるまであえて謎に包まれたままにされているその内容の明確化は、それまで積み重なってきた影の部分がついに晴れ始める、この終盤の物語収束の力学に位置づけられる。秀樹にとって、ちぃからどのような答えであれ返ってくることは、不安と不確かさに覆われた話が続いた後の重要な情緒的な節目となる。二人のあいだのこのより直接的な意思疎通は、たった一語しか発せなかった第1話以来歩んできた道のりの長さをも物語っている。本当に大切な問いに明快に答えられるようになった今の彼女の姿は、シリーズを通じた成長の大きさを裏返しに測るものだ。この話はこうして、いくつかの争点を明確にしつつも他をあえて開いたままにすることで、終盤の準備に十分に貢献し、第1話以来チョビッツが保ち続けてきた謎と情緒のバランスをそのまま体現している。
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